
2008年11月27日
紅葉

紅葉の比叡山を歩く
あいにくの雨
霧で下界の絶景もみえない
いらだった気持ちを色ずいた紅葉がほぐしてくれる
延暦寺に着く
霧に包まれた「東塔」がうっすらと姿をあらわす
厳しい修行僧の道場だという

容赦なくふる雨の中で冷たい石段を上っていると
昔の自分が頭をよぎる
俗人と修行僧を重ねてはもったいないが
きびしかった職人の修行時代
いきなり殴られた 痛かった あのイタサ忘れない
忘れないから今がある ガンバレル
冷たい雨が忘れかけた原点を教えてくれた

Posted by 戸谷仁郎 at 14:43│Comments(0)